一学期を終えて
着任から4か月が経過しました。朝の生徒玄関前で、登校する生徒への挨拶で一日が始まります。その一日もとても長く感じる日や短く感じる日があり、本当に変化に富んだ毎日でした。たくさんの方々との出会いがあり、たくさんのことを学びました。その出会いの中で感じたことを、生徒にも機会あるごとに伝えていきたいと思います。
まず今年度最初には、教職員・生徒に対して、「自分を大切にしてください。同様に他人にも大切にしてください。」と「しっかりと学習してほしい。」と伝えました。それぞれの立場でここまでを振り返り、考えていかなければならないことは何であったかを必ず振り返ってほしいと思います。そして私はこの2つのことを2学期も伝えて続けていきたいと思っています。
さて、今学期振り返って、部活動の活躍と育英祭についてお話します。
新型コロナ禍にあって、ほとんどの生徒がインターハイ県予選に無事参加できたことに一安心しました。日頃の活動の成果を十分発揮してくれたと思っています。予選を勝ち抜いてインターハイに出場する、陸上部、レスリング部、男子ソフトボール部には、対戦する相手が強くなってきますが、敵と戦う前に自分たちのやってきたことをしっかりと発揮してほしいと思います。「自分を意識して」頑張ってきてほしいと思います。また、全国高文祭に参加する新聞部は、自分たちの経験に終わらず、全国大会で経験したことを、今後の新聞部の活動にいかせるような経験をしてほしいと思います。
次に育英祭についてですが、2年ぶりにご家族の皆様のみに来校いただき参観していただくという形で開催しました。生徒は、限られた時間の中での準備ではありましたが、各クラスの個性的な取り組み、生徒の一人一人の生き生きとした姿、それを見守るご家族の皆様との一体感があって、本当にすばらしい学園祭になったと思います。
長期の夏季休業にはいりますが、この休業期間は、1学期の反省とやり残したことを終えることと、2学期に向けての準備期間であることを忘れず、自分で時間をコントロールして、有意義な時間を過ごしてほしいと思います。
校長 桧 佳憲