二学期を終えて
今学期も朝の生徒玄関前で挨拶を行いました。今年は季節が突然冬の季節となった気がしましたが、校内にある木々の葉は徐々に色を変え、静かに季節の変化を感じているようです、
生徒達も時間の経過とともに少しずつ成長していってくれていると思います。時間を大切にし、日々の生活を充実したものにしてほしいと思います。教職員・生徒に対しては、「自分を大切にしてほしい。そして同様に他人も大切にしてほしい。」と伝えています。生徒は、人と人との繋がりを整えた上で、「しっかりと学習してほしい。」と伝えてきています。
さて、今学期振り返ってみると、新型コロナ感染症の対応に追われながら、少しずつ学校の行事を実施することができました。
「大運動会」は公開にせず、午前中終了の日程で実施しました。生徒の真剣に取り組む姿や応援する姿、笑顔の表情があり、生徒・職員がとても有意義な時間を過ごせたと思います。
「2年生研修旅行」は行先を県内に変更し実施しました。施設見学やアクティビティな企画があり、県内の魅力を知るとともに新しい発見もあったと思います。
「2年生探究発表会」は地元の皆様にご指導いただき、各班で発表しました。
生徒の発表は生徒独自の視点があり、とても興味深いものでした。発表者にとっても発表を聞く生徒にとっても、地元の知らない魅力に触れ、地元の素晴らしさを再認識するものとなりました。
部活動も、クライミング競技で世界大会に参加する生徒や男子バレーボールの全国大会への出場と、各部・各選手がよく頑張りました。
3年生の進路先も決定してきており、新たな進路先での活躍を大いに期待しているところです。それぞれの立場でここまでを振り返り、今後考えていかなければならないことは何であるのかを必ず確認してほしいと思います。
1・2年生は、「なりたい自分」に向かっているのかを確認してほしいと思います。自分の可能性を信じ、それぞれの目標に進んでいってほしいと思います。
短い冬季休業にはいりますが、この休業期間は、2学期の反省と、3学期、卒業後の進路先、来年の学年に向けての大切な準備期間であることを忘れず、各自が自由な時間をコントロールして、有意義な時間を過ごしてほしいと思います。
校長 桧 佳憲