夏休みも折り返しを迎えようとしていますが、育英生たちは部活動や勉強の合間をぬってボランティア活動に汗を流しています。
「北栄町保育ボランティア」では、地域のこども園で園児たちのプールや遊びのお手伝いをしました。参加した生徒は園児たちから「お姉さん~」と言って慕われ、訪問した時も園児たちに囲まれていました。園児たちに伝わる言葉掛けや話し方の難しさを感じながらも、「この経験を今後の進路決定に活かしていきたい」と話してくれました。
また、8月5日(土)にまなびタウンとうはくにて開催された「中部こども科学まつりinことうら」には、5名の生徒が参加しました。夏休みの自由研究にも使える工作・実験教室があるとあって、会場は親子連れで賑わっていました。生徒たちは「分光シートを使った光の万華鏡」や「牛乳パック蒸気船」などの工作・実験を担当し、子どもたちに丁寧に作り方や実験の方法を教えてあげていました。このイベントには本校の理科教員も参加し、「超低温(-196℃)の世界」で、液体窒素を使ったバナナで釘を打つなどの実演をして会場を盛り上げていました。イベントの責任者である、前琴浦町教育委員会教育長田中清治先生は「私は小さい時に牛乳パック蒸気船のおもちゃを買ってもらい、夢中になって遊んだ。現在の子どもたちもこの体験を通して科学のおもしろさや不思議に触れ、科学に興味を持ってくれたらと思う」と言って、育英生と小学生が一緒に蒸気船の実験を繰り返す姿に目を細めておられました。
▲ 保育ボランティアの様子
▲ 中部子ども科学まつりの様子