夏恒例の鳥取中央育英高校同窓会「晩登会」 を8月12日、倉吉シティホテルおいて105名の出席で開催しました。今回の総会は役員改選期にあたり5期10年の長きにわたり育英同窓会をリードしていただいた佐伯会長が退任され、新会長に飯田綾子さん(昭和49年卒)が就任されました。また、新たに若い世代の方も役員に入られフレッシュな育英同窓会がスタートします。今後、高校改革をめぐる母校を取り巻く状況は厳しい状況が予想されますが同窓生一同、母校へ対し様々な面で協力していくことを確認しました。
飯田新同窓会長のあいさつ 総会参加者 総勢105名
佐伯会長退任あいさつ 集合写真
飯田会長のあいさつ全文
まず、10年という重くて長い期間を、会長として会員の団結と会の活性化を図り、大きな成果を私たちにもたらしてくださいました、佐伯会長に心からお礼を申し上げます。
300人を超える同窓会総会開催をかわきりに、同窓生作品展開催や奨学金制度創設などの新たな事業を開始され、新型コロナによる各方面の様々な活動制限を乗り越え、育英高校の応援団として、また同窓の大先輩から現在の在校生までのつながりを大切にする育英ならではの同窓会活動を、リーダーとして引っ張ってくださった、大きな大きな存在です。
重ねて感謝を申し上げるとともに、今後は顧問として、引き続きご指導いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
今回の役員改選では、改正後の規約に則り役員の拡充を図っております。
新たに役員となっていただいた皆さん、また、引き続き副会長及び支部長を担ってくださる皆さんとともに、同窓会の活発な活動と発展を目指してまいります。また、中央育英高校と同窓会が力を合わせ、地域を支える人材を地域で育て、地域の文化を継承し、育英校を創設され“人を育てること”に生涯をかけて尽力された豊田先生に思いをはせ、地域の発展に少しでも貢献できることを願い、同窓会活動に取り組んでまいりたいと思います。
同窓生の皆さん、同窓会総会及び各支部の総会に参加する他、同級生の横につながる会、部活等の縦につながる会、その他にも地域の様々な活動の場面で、会員同士はもとより地域とのつながりを深め協力していただくことが、地域での育英の存在を輝かせることになります。また、奨学金制度や、先日の高校野球鳥取県大会の応援のように、スポーツに限らず在校生の活動を支援することは、これからの地域の人材育成につながります。
これらを通して、中央育英同窓会ばんとう会は、私たち会員の人生を豊かなものにし、地域の発展に貢献できるものと思います。
そして、これらが、母校存続のための大きな力となります。
育英高校は、地域の衰退を防ぎ、維持発展につなげるための、キーワードです。何としても“母校存続”です。
育英の紹介動画をご覧になった皆さん、いかがでしたか。育英の生徒の皆さんは輝いていましたね。
学校も、地域も、私たち同窓生自身も、在校生も輝くような、そんな育英同窓会ばんとう会になるよう、皆さんとともに、エネルギーを結集し、智恵を出し合って進みたいと思います。
皆さん、どうぞよろしくお願いします。
2024年8月 鳥取県立中央育英高等学校同窓会
会長 飯田 綾子